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Channel: YESのやっさんのブログ
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DF90AのギヤケースOHです。

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バスボートには定番のスズキのエンジンですが
浅い所に行くことが多いので
ギヤケースの修理は結構あるんですよね。

減速比の大きくしてダイヤの大きなプロペラで掻くのが特徴なんですが
大トルクがかかる上に大きなプロペラ(ステンレス製も多い)で
物にあたるとダメージも大きいはずです。
しかもステンレスだと硬いので、さらに・・・

さて今回もギヤがイッてる筈ですとギヤケースを持ち込まれました。

分解していきますが、バーチカルシャフトの先のネジがえらく緩い!
と思ったら、ピニオンギヤが割れてます。
イメージ 1
スズキの場合はギヤはセット販売なので
前後と一緒に交換になります。
シャフトの先のギヤが割れてるのでシャフトの先のスプラインもダメです。
シャフトも交換・・・

分解時に気が付きましたがラインが巻付いてオイルシールを削ってました。
今のところオイルの白濁はありませんでしたが、シールは交換します。
鉄粉が出てるはずなのでベアリングも交換します。

イメージ 2
かなりの衝撃を受けたはずなので、プロペラシャフトも点検。
予想通り曲がってました。
ベアリングのあとが付いてますからね。
旋盤で回したらすぐに分かります。
結局、回る所は全て破損してました。
イメージ 3

しかし、8年前の製品ですが
琵琶湖のエンジンはこの辺の年式ならバラすのに何の苦労もありません。
鉄粉を洗い流したギヤケースはキレイなもんです。
イメージ 4

バーチカルシャフトが届いてないので確認したら、バックオーダーで
少々時間が掛かりましたが
もうすぐ届きますので、ご了承下さい。

同時にBF2の古いのも修理でしたがコイツは圧縮が無いと思ったら
ロッドが折れてました。
エンジン丸ごと中古で組み立てました。

そろそろ中古部品が無くなります。
皆様の御協力が必要になってまいりました((笑)・・失礼!

レンタルボートは過酷ですね~!ご安全に!

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