遥々青森県から送って頂きましたBF2D6の修理をしております。
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まず、プチプチに包まれてきたBF2はエンジンオイルの抜き方が不十分だったのか
コテコテの真っ黒け!
幸いヤマトさんのトラックは汚れなかったようで、お咎め無しでしたが
幸いヤマトさんのトラックは汚れなかったようで、お咎め無しでしたが
何故かドライバーが置いていった姿はプロペラが上で・・つまり逆立ち??
それもしょうが無いか・・・荷札がそう貼ってあったのですから・・・
それもしょうが無いか・・・荷札がそう貼ってあったのですから・・・
何処でどうなったのやら???
さて、一通り修理と超耐水をご希望なので始めましたが
下からの4本が珍しく超難問・・
エンジンアンダーケースを犠牲にしてなんとか外れました。
頭を飛ばしてしまえばなんとか上に抜けてネジは割と簡単に外れるのですが
頭が完全に丸くなってしまってドリルも横に逃げるのでしょうが無い。
でもエンジンアンダーケースは4700円だったかな・・意外と安いのです。
今回のお客様のご予算は一応3万円なので、シリンダブロックの方は使えるとすると
十分のはずでした・・・??
まず、第一のハードル出現。アンダーケースがバックオーダー!入荷は6月!そんなにお待たせできません。
第2のハードル。キャブはテストの結果、フロートバルブがダメ、コックも漏れてる、チャンバーには穴が開いてる。自作の圧力計が今年は大活躍します。キャブの交換確定・・・・予算が・・・
オイルの点検窓が外れかかってるし・・・ここも修理。それにここまでで折れたネジは5本!
明らかに予算オーバーです。しかし、青森から送ってるので運賃も高いだろうしなんとか直してあげたい・・
ジャンクボックスを物色して使えそうな部品でなんとかならないか考えます。その結果・・・
点検窓アッセンブリ、キャブレター中古の程度のいいものをOHして使用。
ご臨終のエンジンはそこまでの工賃と相殺で置いていって頂く事が多いので
使えそうな部品はとっておくのですが、こういう時助かるんですよね。
使えそうな部品はとっておくのですが、こういう時助かるんですよね。
そしてエンジンアンダーケースはポンコツD4の綺麗なものを加工して使います。
トランサムボディが肉厚で丈夫に補強された為、D6以降にはハマらないんですが
トランサムボディが肉厚で丈夫に補強された為、D6以降にはハマらないんですが
サンダーで一部切り取ってやると使えます。
そしてアレを丸穴にしてやって、ほとんど組み上がりました。
キャブのガスケットが欠品中でここからは週明けにお仕事になります。
勿論自信はあるのですが、ここまでやって最後にサプライズなどありませんように。。。
17・18日は出張で店が留守になります。