船外機にかかわらず最近はコンピューターなども含めて
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特殊工具がたくさん必要です。
特にギヤケースの分解にはたくさんの工具が要ります。
その中でギヤケース内部に圧力をかけて
オイル漏れの場所を特定する工具が有ります。
今まで弊社ではギヤオイルを圧力をかけて入れるポンプ容器で
診断してたんですが、ちょっと大げさなので適当なものを探しておりましたが
あるんですが高い!貧乏症の私にはどうも敷居が高いんですよね~~~。
なんとか作れないか考えてたんですけど・・・・
いいのが出来ました!
おかしくないでしょ?
空気を送るポンプは血圧計の部品です。アマゾンから調達。
最大値0.1Mパスカルの圧力計。モノタロウから調達。
0.3気圧程度加圧してそのまま置きたいんですよ。
まず、0.3気圧と言うのは何パスカルなんじゃ?と、言うところからわからない・・・
調べるのは簡単でしたが、いつからこんなに単位が増えたんだ??
圧力はパスカルになってから昔人間にはなじめないな~~・・・
圧力はパスカルになってから昔人間にはなじめないな~~・・・
この工具は使えそうな物を買うと安いものでもネットで2万円程度、専用の正規品ならもっとします。
今回、材料費は3,500円程度ですが、正確なものが出来たはずです。
使い方はギヤオイル入口にねじ込んで(ジョイントWホースです。)
0.03MPa程度加圧して漏れる箇所を診断するわけです。
強い圧力をかけるとオイルシールが外れたりしますのでデリケートな仕事なんですが
これで一安心です。すごく楽になりますし小さいので持ち運びも楽です。
ギヤケースはもちろん、キャブレターのニードルバルブのテストにも使えます。
その工具は昔、持ってたんですがガソリンを触った手で使うので
数年でボロボロになりました。
これなら汎用品で作れるので部品に困ることはありませんし
船外機のプライマーポンプに比べると、血圧計のポンプってめっちゃ安い。
しかも微細な圧力をコントロールしやすく付いてるバルブ(ポンプについてるネジ)も素晴らしい。
エア漏れも全く無いし、1,000円以内。消耗品なんでしょうか・・・
チーズ(二股)とニップルはモノタロウオリジナルで申し訳ないほど安いし・・・
なんかウッシッシ~~って感じです。