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Channel: YESのやっさんのブログ
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こりゃはじめての症例です。

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最近、FRPのコテコテの作業の合間に修理作業しておりますので
急がないでいいと言われますと、遠慮なしに急ぎません・・・・
携帯で出られないことが多いのもそのせいです。
今しばらくご了承お願い致します。

さて天気も悪く硬化時間が長そうなので
今日は修理をしておりますが
珍しい症状が出てきました。

エンジンがかからなくなったので
キャブを交換したが全く変わらない??送っていいかという事で
金沢市から送って頂きました。

送る時に気がついたらしいのですが
オイルが殆ど入ってなかったという事でした。

始動確認もしないでバラしていきます。
と、いうのも下から覗いたらすでにヘッドカバーに穴が空いてました。
エンジン脱着は必須ということになります。

今回はやってなかった超耐水・・・・
エンジン固定ボルト4本のうち2本は頭が残っておりません。
今回もうまくいきました。ど真ん中!
これでネジが折れないところがこいつの良い所です。
イメージ 1

ヘッドカバーを外したついでにタペクリ調整・・・・?????
排気バルブが殆ど動かない???
プッシュロッドも曲がってないとするとカムしか無い!
初めてだな・・・・

ブロックを割ります・・あ・・分解という意味です。
カムの上にカンナ屑がある??
イメージ 2

予想通り!白い方が部品取りから外したカムです。
イメージ 3
樹脂パーツはこうなっても相手の部品を攻撃しないので優しいのですが
こうなればクランクも確認しないわけには生きません。
でも大丈夫でした。
ロッドも傷はついておりませんでした。
イメージ 4


カムはエンジンの下側にあるんですが
焼き付くという事はオイルが切れたということになります。
オイルスリンガーと言うギヤがオイルを跳ね上げてるんですが
こいつにはかからないのかな??

ともかく珍しい症状でした。




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