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新兵器は大活躍してます!

ガソリンが漏れてるようです・・と、BF2D6オーナーがいらっしゃいまして
オイルかとも思ったのですが、どうやらガソリンのようです。

スタンドに立てて見てても全く漏れないのですが
冬下に作った新兵器で診察しますと

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イメージ 1

キャブの燃料の入り口に繋いでコックを閉じて加圧します。結果エア漏れなし。

タンクの給油口を閉じてエアベントも閉めてタンクに加圧。これも漏れなし。

キャブを逆さまにして(フロートバルブが閉まるようにするわけです)加圧。
小さな漏れる音とともにメーターの針はみるみる下がっていきます。フロートの漏れと断定できます。

次にキャブのフロートを掃除して再度テスト。やはり漏れます。
フロートバルブは全く綺麗なもので汚れもありません。

ここまではお客様の前で見てもらっていたのですが、よくわからない様子だったので(失礼!)
新品のキャブレターの箱を開けて同じテストをします。
当たり前ですが、全く漏れがありません。

燃料コックは大丈夫だったので、ほんの少しコックが開いていて
少しずつフロートに入っていたのが、これ又少しずつオーバーフローしていた。と考えられます。
見える化出来ないと難しい症状だったと思います。

ここで新品のキャブにするか、フロートバルブを交換するか??

フロートとニードルバルブ両方だと約2,500円です。

対してキャブ丸ごとは7,800円です。        

あなたならどうされますか?

私の場合、キャブアッセンブリをオススメします。
溢れるほどのオーバーフローや目に見える汚れが原因とわかるなら別ですが

何度も細かい部品を交換して、手間を掛けるより
丸ごと新品のほうが最終的に安くなると考えるからです。

今回、加圧テストが出来なければ漏れてないようなのでもう少し様子を見ますか??
なんてことになるかもしれませんし

キャブの新品を付けてもお客様も、不信感を持たれるでしょう。

我ながらいいもの作りました!ご注文があればお作りしますよ~!






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